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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 707

彩未には今後も連絡するよう頼んだ。
敦子さんと小川航平との関係の進展、それにお父さんの相手の正体。
知りたいことが増えてしまった。

美菜子と一緒に帰る途中でコンビニに寄る。
「なんか引っかかるよな」
「うん」
「お互いに別にいい人が出来るなんてさ…あれ」
「どしたの?」

美菜子が向いたその先……唯だ。

“唯!”…と声を掛けようとした舞は、美菜子に止められる。
「ちょっと、唯の横にあの男って…」

ブラックスーツに身を包んだ細身の男…
間違いなく小川航平だった…

「ええ小川航平だは…」
舞はその姿を見詰めたまま、呟くように美菜子に言った…

そう、唯のお兄さんだよね、小川航平って。
待ち合わせして何処かに行くのかな、仲が良いことで。

「なんか兄妹って感じがしないよなぁ」
「まあカップルみたいに見えちゃうよね」

そう言いながらも、美菜子と2人で後を追ってしまうんだな…

少し距離を置き2人を尾行する…
航平の広い背中…硬そうな臀部は男ならではの脂肪を知らない小さなものだった…

「舞ぃぃ、タイプでしょぉぉ…?」
美奈子が嬉しそうに肘で突ついてくる…

「なっ何言ってるのぉよ…;、な訳ないじゃん…」
ちょっと焦ってしまう…

「そう?だってあの男…滝谷旬に似てるじゃない…」

「に、似てるったって背格好だけでしょ、中身までは一緒じゃないよ!」
「ふふふ、わからんぞ〜」
動揺する私に、美菜子はニヤニヤ笑う。

「私らは一人っ子だったからわからないけど、ああいう兄貴だったら欲しかったなって思わないか?」
「そうかな…私はお姉ちゃんか妹が良かったな…」

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