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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 702

「手続き上のこともあるし、清美が受け入れるかって問題もあるは…」
「清美が…?うちの学校なら拒んだりはしないと思うけど…」
清美はそんな度量の狭い学校じゃないはず…

「清美も普通なら問題無く入れてくれるでしょうけど…敦子の旦那さんってちょっと問題があるじゃない…」
えっ?…それって彩未のお父さんってこと…?

「あの人ねぇ、いろいろ噂があったからねぇ」
「そこがネックよね」

彩未のお父さんは運送会社を経営している。
私としては彩未のお母さん以上に顔を見たことがなく、いまいちイメージが掴みづらい。
彩未が言うには優しいお父さんらしいんだけど。

「仕事上のことで揉めたのがね」
「それも数年前のことじゃ…」

「あの時に敦子は辞めるとばかり思っていたは…」
ああ彩未のお母さんって、そこで働いているのね…

「あの時は結局会社の人たちに引き止められて…、考え直したんだったよね…」

「実はあの時…私は辞めることを薦めたの…」
「あらぁ真理子もそうなの…私だって同じこと言ったは…」
「やっぱり…敦子が今回あそこを辞めるってことは、離婚も考えてのことでしょ?…」


ああ、そうなんだ…
旦那さんの会社を辞める、ってことは必然的にそこに繋がってくるよね。
お母さんは当たり前だけど、彩未にとっても心苦しいんじゃないかな。

「離婚するとしたら、敦子は実家に戻るのかなぁ…」
「彩未ちゃんも連れて行くのかしら…」

…それは、私はちょっと辛い。

「でも敦子には新しい人がいるんでしょ?…」
えっ?…そういうことなの?…

「あっ、それってあの若い弁護士とかいうあの男のこと?…」
「ええ…旦那さんの借金の取り立てに来ていたそっち関係の組の顧問弁護士とかいうあの男よ…」
えっ?…それって…

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