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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 700

やっぱり母親といえども、レイプされた娘に気を使うのは当たり前か…

「ごめんなさいね…本当はそんなことドォーンと構えた肝っ玉母さんみたいにならなくちゃいけないのは分かってはいるんだけど…なかなかそうもいかなくて…」
果穂さんは見た目からして“肝っ玉母さん”って感じでは無いよな…
桃子に似て線が細いし、二人でいると親子というよりまるで姉妹みたいだもんね…

桃子は幼い頃からおとなしい子だった。
それでいて面倒見のいい子で、お母さんが忙しくて幼稚園の迎えにこなかった彩未とは一緒に遊んでいたり、優しい子なのだ。

あの頃からいつも先陣切って突っ走るのが美菜子、私がそれについて行って桃子と彩未も引っ張りながら…今もそれは変わらないんだけどね。

まあそれは母親たちも同じようなもの…
美菜子のお母さんである真理子さんは、美菜子よりもバイタリティーを持ってうちのお母さんや果穂さんを引っ張っていってるもんね…

「果穂さんの気持ちも分かるけど、貴女がしっかりしなきゃ駄目よ…」
真理子さん…そんなこと言われなくとも、果穂さんが一番よく分かってると思いますけど…

「なんとか、頑張らないといけないですね」
果穂さんは気丈に振る舞う。

「私たちにも遠慮なく声かけてください。桃子はお腹に新しい命もいるんです。少しでも笑顔が戻るよう全力でサポートしますから」
「舞ちゃん…ありがとね…」

眼を潤ます果穂さん…やっぱり桃子の出産は心配なんだろうな…

「それで分かったのぉ?…桃子ちゃんのお腹の子の父親は…」
真理子さん;…聞きにくいことをオブラートに包むことなくズバッと聞くところは、美菜子にそっくりだよね…

まあ私も気にはなっていたことだけど…
確か根来泰輔と雑賀光のどちらかなんだよな…

「それがどうも雑賀光みたいなのよ…お医者さんが調べたところ、根来泰輔は無精子性だと分かったの…」

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