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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 697

そんな姿に思わず笑いが込み上げそうになる。
旬はいつもこんな感じで寝てるのかなぁ、なんて考えながら。
むき出しのソレはさっきのように硬く逞しい姿ではなく、すっかり萎びてフニャフニャ。
でも今はそれすらも愛おしい。

「旬…好き」
舞は旬の額に軽くキスする。
それでも目覚めることはなかった。

…お隣に比べると実にまったりした雰囲気だけど、舞も旬も満足した気分でラブホを後にしたのだった。

「そういえばお前…こないだはあの後大変だったみたいだな…」
旬が明日香たちのことを言っているのだと舞は直ぐに分かった。

「うん、何かあったら旬にも連絡しようと思っていたんだけど、私達が行った時は既に助けられた後だったの…」
「警察が?…」
「ううんそうじゃないのよ…雑賀組の弁護士さんが皆を助けてくれたの…」

「弁護士?なんかあんまり強そうな感じがしないぞ…」
「私も詳しくは知らないし見てないからわからないんだけど、その人が明日香たちを襲った奴らをやっつけてくれたの」
「そうか…」

そのときに旬のお父さんに会ったことは、ここで言うべきじゃないよね…

「その弁護士さんって青海にいたらしいの…小川航平って、旬は知らない?…」
「ん?…小川航平…そんな奴、聞いたことね−けど…」
公園に入り街灯の下のベンチに脚を投げ出す旬…

「そうよね…黒獅子だったらともかく、青海のOBなんて旬が知っている訳ないかぁ」
舞も旬の横に腰を下ろした。

「青海のなぁ…俺じゃよくわからないな」
「そうだよね」
「舞は何か知ってるのか?」
「親友のお兄さんってくらい…あんまり話したがらないんだけどね」

小川唯…あいつと初めて出会ったときは酷い目にあったような…

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