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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 688

「そういうもんなの?…」
「まあ;…彼女たちがそれでいいなら…いいんじゃない…」
舞と恵美菜は溜息混じりに肩を落とす…

「ありがとう…君たちのお陰かもしれないな…」
舞たちに向かい、岩戸光輝が白い歯を見せてきた…

「そうですか…」
「私たちがお力になれたなら、幸いです」
そうは言うものの、何か煮え切らない、納得いくところがないと感じる舞たち。
それでもこの爽やかな笑顔、そりゃこんな顔されたら女は落ちる…

「ま、君も気をつけなよ。女の恨みは怖いからな」
美菜子が吐き捨てるように言う。
「私たちも頑張るからさ」
佳奈は少し嬉しそうだった。

…帰宅する舞。
なんだか疲れが溜まった一日だった。

結局旬に会いに行くことも出来無かっし…私ったら全く何やってんだろう…
あんな結果になるのなら、岩戸光輝なんかに関わっていないで、さっさと旬に会いに行けばよかったよな…

舞はベットにダイブするように寝転ぶ…
もうすぐ試験が始まるというのに、全くやる気がでない舞であった…

………………………
翌日。

「皆さんには本っ当に迷惑かけました!西山明日香、今日から休んだ分も精一杯頑張っていく所存ですっ!」
「…休んでる間になんかあった?」
「ん?気を紛らわすのにずっとDVD見てたよ」

「あ…大したことじゃないのにずっと休んでてごめん。おかげさまで身体はなんともないから、これからもよろしく」
「お帰り真里菜。明日香も…無事みんな揃ってホッとするよ」

「後は桃子だけだねぇ…」
「うん…桃子もそのうち復帰してくれると、私は信じているんだぁ」
「きっと大丈夫だよ…こうやって明日香や真里菜も帰って来てくれたんだし、桃子だって絶対…」

「桃子だったら家にお見舞いに来てくれたよ…自分だって体調がよく無いっていうのにわざわざ…」
真里菜が申し訳なさそうに言う… 

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