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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 682

「ふぅ〜ん、そんな人が青海にいるなんて全然知らなかったぁ…」

「まあ柔道なんてオリンピックでしか話題にはならないから舞が知らないのも仕方ないけど、岩戸光輝は柔道に興味の無い女子たちにも騒がれているんだよ…」
要するに、その騒いでいる女子代表が美菜子や愛美って訳なのね;…
「そんなにすごいのね」
「人気じゃ青山ノブアキに匹敵するかもね、今の勢いなら」
「へぇ」

岩戸光輝。
舞はスマホで少し調べてみる。
柔道の有力選手だから検索しただけですぐに大量の件数がヒットする。

「身長190cm体重100kgて、ホントに高校生なの?」
「舞じゃ片手で放り投げられちゃうね」

恵美菜の言う通りかもしれない…
こんな男相手に闘ったらひとたまりも無いよね;…

「なんだぁ、身体の割りに可愛い顔してんだ…」
意外にもスマホ画面に広がるその顔は、テレビで見るアイドルタレントみたいに可愛いかった。

「でしょう?〜そのギャップがまたいいのよねぇ〜」

柔道って男くさくて硬派な競技の代表格だけど、そこはアイドル系ぞろいの青海だね、彼もなかなかの素材だわ。

スマホで調べると柔道以外にも青海の運動部は軒並み大会で好成績を挙げている。
さすが文武両道を掲げているだけの事はあるんだな。

「それにしても、青海に比べて黒獅子は部活の話あまり聞かないね」
「何でもいろいろあって休部とか自粛が相次いでるみたい」

確かに旬も含め黒獅子の男子は、スポーツで汗を流すって感じでは無いけど…

「いいんじゃない?黒獅子は黒獅子で…それにスポーツマンの不良って、余り聞いたことないし…」
まあ美菜子の言うことも最もかもしれないよな…

私だって、ユニフォーム姿でグランドに立つ旬の姿なんて、全く想像つかないもんね;…

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