PiPi's World 投稿小説

風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 677
 679
の最後へ

風紀委員Girls! 679

「それは、その時が来たら考えます」
碧はちょっとだけ戸惑いながらもそう答える。
「今の私は、祐樹くんのことが好き。身体の相性だっていいと感じる。でも、それだけじゃ認めてはくれないでしょう。いずれはノブアキくんと結婚するが来る…それまでは、祐樹くんと一緒にいたい。ワガママかもしれませんね」

「ううん…私は碧と佐伯くんを応援したいな…」
そう言うのは可憐。

直矢という存在がありながら晴樹に引かれ初めている可憐…
どこか碧に親近感を抱いたのだ…

「そんな…私の方こそ可憐を応援致しますです…その後水上直矢さんの体調はいかがなされたのかと…」
碧に限らず、ここにいる誰もが直矢が出来なくなったことを知っていた…

「正直言って、厳しいのには変わらないよ」
可憐は寂しそうな笑顔を見せる。
正直、周りの惚気話を聞くと辛いものがあるのは事実。
しかし、皆親友なのだ、それを応援し見守りたいのも本心。

「無理しないでね、可憐。辛かったらいつでも…」
そう心配する舞の顔を見ると、可憐に熱いものが込み上げて…

「いやぁだぁ!そう言う舞の方こそ、ちゃんとヤってるぅ?!」
自分の感情を隠そうと、無理に明るく振る舞ってしまう可憐である。

「あっ…私は…」
舞は自分と旬のこととなると口篭ってしまう…
まさか最近ヤッてない為に、夕べは一人エッチしたなんて言える訳ないし;…

「最近はなかなか会う機会がないしね…」
それは本当のことだ。
別に避けてるわけでもないんだ。
ただ、会う度に身体を求めるようでは旬にもいい気持ちは抱いてもらえないだろう。
以前自分が旬にされて拒んで逃げたこともあるだけに、だ。

「舞はちょっと生徒会の仕事休みなよ。それで滝谷くんとデートを重ねること」
夏織が提案する。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す