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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 678

「何たって青海ナンバー3の中山剛くんだなんて、ホント羨ましいはぁよ…」
「そんなこと無いって…ナンバー3だろうとナンバー2の赤羽根龍次だろうと、やっぱり青海には青山ノブアキがいるもの…」

「そうなの?…青山ノブアキには以前ほどのカリスマ性は無くなったって聞くけど、碧…その辺のことはどうなのよ?…」

「校内の評判も女子からの人気も、ノブアキくんが頭一つ、いやそれ以上抜けています…もちろん、生徒会長としての存在感も…彼以上の存在はいないといっても…」
碧は淡々と言うが、それに異変を感じる周りの面々。

「なんか異様に不貞腐れてますがお嬢様」
「碧、青山ノブアキと何かあったの?」
「いえ…別に…」
舞と恵美菜が首をかしげるが、そこに割って入るのは美咲。

「碧には本命の男の子がいるもんね」
「…!!」

「それって本当なの?…」
「私の情報網を甘くみちゃいけないはぁよ…清水家のボディーガードの一人に、Line友達がいるんですもの…」

「へぇ?清水家のボディーガードって…」
「そう、青海のナンバー4でありながら黒獅子に移ってからそこも退学…今では碧のボディーガードとして働いている…佐伯祐樹くん…」
「佐伯…」
「ああ、舞がコテンパンにしたアイツね〜」
「ちょっ、美菜…」
慌てる舞とにやける美菜子。

「…行き場のない彼の再就職先を探していて、たまたまです」
「それでいい関係になったんでしょ」
「私…黒獅子の人に捕まって、それこそ桃子さんや明日香さんのようになりそうで、その時に助けてくれたのが祐樹くんで…」

「白馬に乗った王子様って訳ねぇ」
愛美は夢見る少女のように目を輝かせる。
「あらぁ、王子様と言ったらやっぱり青山ノブアキじゃない?…見た目だって正統派のイケメンですものぉ」
ノブアキ贔屓の理穂が言わなくとも、確かにそれはそうだった…

「でも碧…アンタ青山ノブアキとの結婚はどうするつもりよ?…」
美菜子が興味ありげに身を乗り出す…

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