風紀委員Girls! 677
清美学園生徒会室。
舞や美菜子ら主要メンバーが集まり、会議が開かれていた。
「久しぶりにいい話題があるよ。真里菜と明日香が明日にでも戻ってこれるかも」
「ようやく全員揃うわけだ」
「まあ、桃子は当分療養だろうけどね…」
「仕方ないは…桃子はまだ安定期にも入っていないんですもの…」
愛美は頬杖を突きながら残念そうに言う…
「そうね、それに桃子…真里菜と明日香のこと凄い心配しているでしょ?…」
樹里菜が美咲に向かって言う…
「ええ…桃子のお見舞いに行った帰りにあんなことになったんですもの、桃子が心配するのも無理ないは…」
美咲はパソコンのモニターを見ながら言う。
「そこは私たちでなんとかするしかないさ」
「舞や美菜子たちが一番頼りになるよ」
可憐が美菜子の肩をポンと叩く。
「それと、おめでたいことといえば」
舞はデスクに肘をついて一言。
「アリシア、おめでとう」
「ひゃいっ!?」
突然名指しされて驚くアリシア。
「いやぁだぁあ、もう知っているのぉぉ;…」
顔を赤く染めるアリシア…白い肌故に一段とそれが目立ってしまう。
「恥ずかしがること無いじゃないぃ〜この洗礼は私だって受けたのよぉ〜」
旬とのことを根掘り葉掘り聞かれた舞は、今度は自分の番だと意気込む…
「確かアリシアの相手って青海のアスリートでしょ…ちゃんと私へのお土産は撮ってきたぁ訳?…」
今までずっとパソコンに向かっていた美咲が、初めてそこから顔を外した…
「ええ…美咲のお目当ての品…ちゃんとしたためておきましたから…」
「ふふふ、ありがと♪メールで送ってね〜」
「これで青海の幹部と付き合ってるのがまた増えたかぁ」
「…私もそういう認識なんですね」
「伊織が一番最初でしょ」
愛美と理穂が伊織に対してニヤつく。