風紀委員Girls! 658
「意外に滝谷って優しいヤツなのかもしれないな…」
PC画面上の滝谷旬は、次に展開されるに従いだんだんと肌の露出が増えいく…
こんなの観ているなんて、やっぱり女の子だって男と変わらずエッチだよな;…
「意外と言えばコレも私には意外でしたよ…」
現れた画像は、とうとう何も着けていない全裸の滝谷旬…
その垂れたモノは、すっぽりと皮に覆われていた…
おいおい…
こんなところまで画像に納めてるって清美の女の子はどういう趣味をお持ちなんですか。
しかもこれ、滝谷旬とそういうことをしないと絶対に無理でしょ。
あぁ…でもこの状態なら、俺、滝谷に勝てるんじゃね?
誠は余計な想像もしてしまう。
「ん?」
「ふふっ」
誠に微笑みかけるアリシア。
「それっ」
次の瞬間、誠はベッドに押し倒されてしまう。
「えっ?…ど、どうしたんだよ勢り;…」
願っても無いこととはいえ、さすがに誠は焦ってしまう…
「だって加賀谷くん全然行動に移してこないんですものぉ〜…もう痺れを切らしましたぁ…」
あ、…そういうこと?…
俺を半裸にしたのも…こんな画像を見せたのも…全部俺を誘ってのことだったのかよ;…
そんなんだったら早く言ってくれれば…といっても、俺だって初めてだからどうすればいいか正直…
ちゅっ
不意に唇が重なる。
「初めてですよね?」
「うん…」
「私もです」
もう一度、今度は誠から。
「恋人同士みたいですね」
「アリシアさん、俺のホントの恋人になってくれる?」
「もちろんですはぁ、私は加賀谷くんだから…こういう気持ちになったんですものぉ…」
とは言っても、アリシアはそういうことの方に興味はあった…
それでも、男なら誰でもいいという訳でも決して無かったのだ。
「嬉しいよ…アリシアさんが望むなら、俺は何だってするよ…」
顔を高揚させながら、誠は興奮混じりに言った。