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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 654

「何で変な顔するんですの?…」
「変な顔なんてしてないよ;…元々こういう顔ですから…」

「あらぁ、私は加賀谷くんのそういう顔も好きですよ…」
ぅえっ?!…
“も”ってことは……それ以外にも俺のことを好きに思ってくれている所は…他にも“ある”って考えていいんだろうか?…

考えれば考えるほどわからなくなって余計ドキドキしてくる。
緊張で背中に変な汗が流れているような気がする。
…冷たい飲み物の方が良かったかなぁ

「私、あまり男の人と接したことなかったので…今までそこまで興味はなかったんです」
「ずっと女子校だって聞いたよ」

「ええ…郊外の女子ばっかりのアメリカンスクールに幼稚舎からずっと…」
だから変な日本語って訳か…

「それで高校から清美に?…」
「はい、ずっと日本で生活していくなら、日本の教育も受けておいた方がいいんじゃないかってパパに言われまして…」
「へぇ〜こっちで働いて生きていくんだぁ」
「私は早くに結婚して、よき妻よき母になるのが夢なんですけどねぇ…」

今時日本人でも言わないことを言うんだなぁ。
うちの母さんは父さんのプロポーズにも何度も断って来て、それでも諦めなかった父さんについに折れて…仕事を辞めて嫁いだというのに。

「まるで一昔前の人みたいだ」
「心は完全に日本人だと言われます」

…ますますアリシアさんのこと、好きになっちゃうじゃないか…

「素敵だよ。そういう女性に巡り合えるなんて思ってもいなかったよぉ」
「でも…だからといって清い身体のままで嫁ごうなんてことは…思ってはいませんよ…」

うわぁ;そんな瞳で見詰められてそんなこと言われると…僕はすっかり誤解しちゃいそうだよ;

「加賀谷くんはどうなんです?…そういう事に興味はおありなんですか?…」

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