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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 638

「ちょっと待って、多分分かると思うは…」
ちあきはブラインドタッチでキーボードを叩く…

「ひょっとして、あの事件に関わった人間が皆亡くなっているのって…青山響子さんが関わっているのかしら…?」
ちあきの検索中に、舞は思わず声を上げていた…

「それはわからない…青山家に警察の手が入ればそれこそ一大事なのに、その形跡はまったくないの…」
「青山家は不可侵領域ってことでしょうね」
佳奈が言う。

「出たね…隆一さんの経歴。響子さんと出会う前から実業家として名を馳せていたようね」
「で、旧姓は…」
「黒川、だって」

「黒川…?、どこかで聞いたことがあるような…」
「まあ“小川”よりは珍しい名字ではあるけど、初めて聞くって名字って訳でも無いんじゃない?…」

「あ、うん…」
舞はどこかひっかかりながらも、その意見を尊重していた…

「私が持ってる情報はこれくらいかなぁ」
ちあきがノートパソコンの蓋を閉じる。
「ありがとうございました」
「そういえば、この前小川さんと会いましたよね」
舞がちあきにそう投げかけると、

「…そうだったね。向こうはぜんぜん気づいてなかった」
ちあきは苦笑いする。

「昔の写真を見ましたけど、ちあきさんあの頃と全然変わっていないのにぃ〜」
高校時代からキリッとしたクールビューティー…
小川航平は本当に覚えていなかったのだろうか?…

「昔っから老け顔なのよ;…やっと見た目に年齢が追いついてきたって感じかな?;…」
「そうですか?…私なんか大人っぽい女の子に憧れちゃうけどなぁ…」

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