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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 631

「うん…あれからまだ明日香には会ってないから…今度行こうと思ってる」
「可憐はあんまりいつもと変わってない、って言ってたけどね」
「私もそう聞いたよ。涼のほうが落ち込んでて心配になったくらい」

舞と美咲は真里菜の家を出て、帰宅の途につく。

「2人とも思ったよりダメージはないんだね」
「うん…でも、こんなことはもう終わりにしたいよ…」

「それはそうだよ…真里菜だって自分でも気づかない心の深い所で、とても傷着いていると思うの…」
確かにそうかもしれない…
今はお母さんや小川航平のことを優先させて、あのことは考えないようにしているのかもしれないな…

「全く男ってやつは…ほんと頭の中はそればっかりなのかしら?…」
「あら、滝谷くんもそうなの?…」

美咲が興味ありげに、少しニヤついた顔で舞に尋ねる。
「う…何よその顔」
「まあ滝谷くんも男だからしょうがないんじゃない?舞も満更でもなさそうな顔してたじゃん」
「そ、それは…」
舞はぷいっと視線をそらせ、腕組みする。

「…何があったか知らないけどさ、私に抱きついて無理やり…関係崩壊寸前まで行ったんだぞ」
「それでも今も続いてるってのは、舞も嫌じゃなかった、ってことでしょ」

「う;…うん、まあそれはそうだけど;…」
嫌どころか、自分から進んで旬に迫ったなんてことは…言える訳ない…か;

「ほらぁやっぱりぃ〜、舞も多少のことは目を瞑らなきゃ…」
「…美咲もそう思う?」
「そりゃあそうだよ…彼だって精力が最も盛んな時期の17才の男子だよ…、いくら頭で理性を保とうとしていても、それに負けちゃうこともあるんじゃない?…」

「ま、まあね…」
自分だってあの夜、あんな夢を見て、一人で激しい自慰行為をやっちゃったんだから強くは言えない…

「まあ黒獅子のトップだからって滝谷くんも一人の男だからね。舞がむしろどんと来い!って受け止めてもいいくらい」
「ちょ、それは…」
その言葉を即座に肯定は出来ない…

「ま、後は滝谷くんがどこまで舞一筋でいられるかどうかよね…」
「私はそこまで束縛しないってば…」

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