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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 7

「わぁあ私たちも見たいなぁ〜連れてって貰えまぁせん?…」

「その制服…貴女たち清美でしょ?…清美の女子に青山様を取られる訳にはいかないはよ!」
いきなりライバル心を剥き出しにする桜咲の女子たち…

東京人が意識していないのにも関わらず、やたらと対抗心を抱いている関西人と同様、桜咲の生徒も清美にライバル心を抱いているのだ…

「あっ違うんでぇす…私たちのお目当ては……あの男子!」
明日香は慌てて遠くにいた、ユニホーム姿の青年を指差した。

「佐伯くんかぁ〜納得ぅ〜。彼もぉ可愛い顔してるもんねぇ!まあ、青山様じゃないなら〜いいっかぁ〜…」

「ありがとうございまぁ〜す」
明日香はぺこりとお辞儀して、桜咲の女子集団の後につく。

「涼、行くよ」
「…そんな理由で大丈夫なの?」
「ふふ、美咲のデータから拾っておいて正解だった。佐伯裕樹…可愛い顔してるけど、彼も青海の幹部。現時点ではナンバー4、ってところかな」
「あぁ、ホントだ。学年は青山のひとつ下だから、将来のトップ候補か…」

「青山ノブアキに近づきたいのは山々だけど、ガ―ド連中や桜咲の子たちが多過ぎて今日は無理そうじゃない?」
「確かに…ここで問題を起こすと、今後面倒になりかねないはよね…」
「今日のところは佐伯祐樹とやらに接近して、青山の弱味を探り出しましょうよ…」
「外堀から落とすってことね?…」
「ええ…幸い佐伯祐樹もなかなかイケてるしね♪〜」

桜咲の女子集団の後に続く涼と明日香。

「どうやら方針転換のようね」
「桜咲が絡んでくるとは予想外だわ」
後方支援に追いついた舞と彩花が、さらに後ろで呟く。

「明日香とのやり取り聞くと、桜咲はうちに対してライバル感情があるみたいね」
「あそことはそんなギスギスしたくないんだけどなぁ」
「うちと桜咲の間で黒獅子×青海みたいなことにならないよう、対策も必要かもね」

「桜咲のトップって確か…?…」
「ええ、青山静香…青山ノブアキの双子の妹だはね…」
「どうりでここ、桜咲の生徒が多いと思ったぁ」
「そうよね、青山ノブアキの取り巻き以外にも、桜咲のブレザー…目に着くものね。」
「青海と桜咲が手を結んでいるなんて、うちにはやりにくい状況じゃない〜」

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