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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 600

舞に悪いと思いながらも旬の身体に興味を抱いてしまった自分…
たぶん涼だって、男の身体やその行為に好奇心を抱いただけなんだろう…

「お話し中ごめんなさい…刑事さんがお話しを伺いたいって…」
看護師の女性に案内されて部屋に入って来た長身の男…

涼はその姿を見て一瞬固まってしまう…

「ごめんね、すぐに終わらせるから」
爽やかな表情のイケメン。
樹龍署の春日純に間違いなかった。

「春日さんかぁ」
「なんだ、僕じゃ不満?先輩たちが手が離せないって言うから僕が任されたんだよ」
可憐が純に対してニヤつく。

そんな純も涼の姿を見つけ、我が目を疑ってしまう…
「あ;…どうも;…」
 
つい今さっきまで一緒にベッドにいた相手…
まさかこんな所で会うとはな;… 

「ぁ…非番じゃなかったんですか…?」
涼は蚊の鳴くような小さな声で聞いた…

「いや……君らが厄介なことに巻き込まれたと聞いて、向かってくれないかといわれたもので…」
純も何か言葉を選ぶように言う。

可憐はそんな2人のやり取りを見て首を傾げる。
「…涼と春日さん、何かあったんですかぁ?」
「へ?…や、そんなことは…」
否定する2人、それを明日香が見つめる。

どこか寂し気なその瞳に、純はドキリとしてしまう…

「君が西山さんだね…」
「はい…春日純さん…」
明日香は純を真っすぐに見つめ、確かめるようにフルネームで呼んだ…

「あ、そ、そうか…、それじゃあ話しをちょっと聞きたいから、二人にして貰ってもいいかな?…」
純はドギマギしながらも、涼と可憐に部屋を出ていってもらうように頼む…

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