PiPi's World 投稿小説

風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 587
 589
の最後へ

風紀委員Girls! 589

ちあきさんの言うとおり、男たちのソレは枯れた植物のように元気なく萎れて小さくなっている。

「いい女を見つけたらそんなの一変しますわ」
「男って怖いものね」
小川さんとちあきさんがそんなやり取りを交わす。

明日香、真里菜、静香…確かに3人とも男が惚れてしまうような美少女には間違いない…

だからといってあんな形で彼女たちを犯すなんて許される訳など無いのだ。

「署には私が同行致します。犯行現場からコイツらを連れ出しのも私なので…」
小川さんはちあきさんに向かい頭を垂れる。

小川さんがこの男たちをあそこから連れ出したのか…

背が高くてイケメンの小川さん。
しかし男にしては身体が細く見えてとても力のある人には見えない。
でも、瑞穂さんが信頼する人だから相当できる人なんだろう。

「わかりました…私ひとりでは難しいので、お願いします」
ちあきさんも小川さんに会釈する。

「あと、雑賀組の本部も近日中に捜索すると思います」

「ええ、うちの組は逃げも隠れもいたしませんは、息子に続きこんな子を出してしまった罪の重さは、重々分かっていますもの…」
肩を落とす瑞穂さんは、端から見ても気の毒に思えた。

「致しかねありませんね…組のことを置いておいたとしてもここにいる少年たちは皆未成年、いずれ親代わりである貴女にも事情を聞かねばならないでしょう…」

「はい…それは当然のことだと思っております…ここにいる顧問弁護士の小川と相談した上で、後日出向くつもりです…」

小川さん、弁護士だったのか…!
確かに組の人間とは違う雰囲気だったし、見た目頭の切れそうな人に思えたから…舞はなんとなく納得した。

連行されていく男たち。
さすがに裸のままでは可哀想だからか服を着る猶予は与えられた。
ちあきさんと小川さんが彼らを連れ出す。

「私たちはその子を連れて出ようか…」
瑞穂さんが、未だ眠っている静香のほうを向いて言う。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す