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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 588

「許しておくれ…あの子たちだって青山家のお嬢さんだなんて、きっと知らずにこんなことを仕出かしたに違い無いんだから…」
瑞穂さんは静香の前に膝を折り、その手を握った…

「ちょっと待って下さい…確かに静香さんはお偉い家系のお嬢様に違いはありませんけど、それだったら明日香や真里菜の方がよっぽど酷い目に合わされているんですよ!」
確かに瑞穂さんはそのことでも誤ってはくれたけど、静香に対してとの余りにもの違いに、舞は納得がいかなかった。

「も、もちろん、それも申し訳なく思っているさ…」
瑞穂さんは動揺を隠せずうろたえる。
「青山と聞いて気持ちが揺らいでしまった…もうこれ以上迷惑はかけられないよね…」
瑞穂さんはがっくりと肩を落とした。

「…雑賀さんはこちらに…ってあれ、清美の子までいるのね…」
いつの間にか警察も到着していたようだ。
現れたのは麻耶の同期の仲良し、堤ちあき。

「あ、お久しぶりです…」
ちあきさんとは、麻耶を通じて面識があった。
キリッとした佇まいは、アンニュイな麻耶とは対照的だ。

「あらぁ舞ちゃん!…小学生みたいに小さいから、気が着かなかったはぁよ」
悪気は無いんだろうけど、ちあきさんは結構毒舌家でもある;…

「もうちあきさん、会うたびにいつもそう言うんだから」
隣には背の高い凛が立っているから仕方ないかもしれない、そうは思う舞だが。

「警察の方ですか…」
「通報があったので。清美の女子生徒が2人、雑賀組の男たちに乱暴され病院に搬送されています」
「ああ、うちの組のものです…」
瑞穂さんは項垂れ、ちあきさんに釈明する。

「反抗に及んだのはコイツらです…」
小川さんが男たちを引き連れて来る。
拘束からは解放されたものの、全裸なのは変わりは無かった。

ちあきさんは男たちのソコを値踏みするかのような視線で見て回る。
「あらまぁ、こんなお子ちゃまみたいモノが凶器になるなんて、男ってほんと分からないものね…」

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