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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 577

「凛さん?」
隣で予想外の行動に出る凛に、舞は思わず目を見開いて驚いてしまう。
「どうした、舞?」
「あの…なにをしているのでしょう…」
「分からないかな?」

自分とは違い、モデルのようなスタイル抜群の体型を誇る凛。
あらわになる肌はきめ細かく、想像以上に胸も豊かに見えた。

まあその姿には女の自分も目を奪われる程だけど…
「な、なんで脱ぐ必要があるんですか?…」

「多分内扉の前で見張りに立っているのは下っ端よ…兄貴分のやってることを指をくわえて見ているに決まってるは…」
「それで色仕掛けって訳…?」
 
「上手くいくことを祈って!」
そう言うと凜は、コンコンと鉄扉を叩いた。

果たしてこんな原始的な方法で通用するのか?
舞は後ろで疑問に思いながら凛の姿を見届ける。

「!!」
ギィィイ…
重そうな扉が音を立ててゆっくりと開いた。

その瞬間、凛がドアノブを素早く手前に引く。

扉の前に立っていたのは凜の思惑通り、自分たちと変わらないぐらいに見える若い男…
当然のことに凜の下着だけの姿を見て、驚きの表情で固まった…
まあ老若男女誰でも、扉を開けていきなり半裸の女の子が立っていたらこうなるだろうけど…

「坊や…何見ておっ勃ててんだよぉ!…」

その隙を見て凜の脚が男の股間に目掛け空を切った…

地面に叩きつけられる男。
凛の放つ蹴りの勢いがよすぎて一発で気を失っている。 

「さあ、舞、行くぞ」
「うん…!」
凛に促され、舞もその奥に突入する。

…しかし、見張りだっただろう男を倒したのがわかったのか、奥の部屋に人影はなかった。
舞と凛の視線の先には、散乱した服と、ぐったり倒れている少女の姿だった…

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