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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 576

「この中に違いないはね…相手は何人?…」
「多分4、5人…若い奴らばっかりだったから、上層部には無断な行動じゃないかしら?…」

まあそうだろう…
こんな逆恨みの犯行、頭の軽い奴しか実行に移さないに決まっている…

「それじゃあ雑賀組に行って、ことの次第を報告すれば?…」
「そっちの線は唯と美菜子が動いてる…、上手くいけば組の者を引き連れて戻ってくると思うけど…」

「そっちはそっちで大丈夫なのかな…」
「こっちの下っ端たちよりは大人だし、話がわかる人間だろう。美菜子と唯は交渉術に長けていると私も思うし」
「うん…そうだね…」

ドアの向こうからは物音は聞こえない。
山積みのダンボールを処理しても扉には鍵がかかっているに違いない。

「どうする?」
「力には力で対抗するだけだろう」
凛は指をぽきぽきと鳴らし、ゆっくりと扉に歩み寄る。

音を立てないようゆっくりとノブを回す…
ビクともしない扉…やっぱり鍵が掛かっているようだ…

「どうする?…桃子の時みたいに蹴破る?」
蹴破るには頑丈過ぎる鉄扉なそれは多分防音…
この部屋全部が外に音が漏れないように防音設備が施されいるんだろう…

「中から鍵を開けさせるしか手段は無いはね…」

「そう簡単に中から開けてくれるものかしらね」
「あいたときは一気に行くまでよ」
ジッと扉を見つける舞。
この場に及んでも平然と構える凛。

「…もしかしたら、裏から逃げ出したって可能性だってある」
「…まあね」

「裏には誰かいってるの?…」
「涼とアリシア…何かあったら連絡が入る…」

ってことはこの中にまだいるってことか…
この扉を開けさせるしかないのね…でもどうやって?…

「私に任せて…」
思案に暮れる舞に微笑む凛は、ブラウスの釦を外していく…

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