風紀委員Girls! 552
「うっ!…」
低い唸り声と同時に旬はその熱い塊を爆発させる…
はぁはぁはぁ…
最後の一滴まで絞り出そうと懸命に腰を迫り上げる旬の腕の中で、桜はぐったりとその身を預けてくる…
「桜?…大丈夫か…?」
それに対する反応はない。
身体は暖かく、息遣いは感じられるが、ちょっと激し過ぎただろうか。
旬はぐったりとした桜の身体を優しく抱き締め、背中をそっと撫でた。
「舞も、桜も、2人とも大好きだ。愛してるぞ…」
その言葉に、嘘も誇張も一切ない。
だけど桜との方が気持ちよかったのは否めない。
あのキツさは半端無かった;…
最後の方は、初めての桜のことも考えずに一心不乱に腰を振ってしまったもんな…
そんな自分の未熟さを反省しながら、旬は桜の唇にキスをする…
下半身では、急激に力を失っていく自身が、ヌルっと桜の中から抜け出てきた…
「ん…んん…」
桜が目覚めたのか、小さく唸る。
旬は自分の身体を起こして、桜を床に寝かせる。
「大丈夫か?」
「うん…」
桜は身体を仰向けにして、薄眼を開いて旬を見つめる。
「旬…すごく、良かった…」
お世辞にしても男にとっては嬉しい言葉だ…
桜への思いが増々上がっていってしまう;
「辛くなかったか?…俺、自分本意にしかデキなくて…」
桜の頭を撫でながら、指先で髪をすく…
「ううん…変に気を使わられるよりかは…普段の旬のやり方が知れて…よかったぁ…」