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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 545

「ダメ、それ以上は…」
「どうしてだ?練習って言ったのは桜のほうだろ…」
「これ以上したら、舞…」

そこで旬は桜の言葉を制した。
「舞のことは考えるなって言ったのはお前だぞ」
「でも…」
「それに、お前とこうなったことで、俺も舞のことをより考えられるようになると思うんだ…」

「舞の為にってこと…?」
「ああ…アイツの為に、俺にとっても勉強みたいなもんだ…」

旬のその言葉を聞いて、桜の瞳から大粒の涙が頬に流れた…

「うえっ?…ど、どうしてんだよ一体?…俺、何か不味いこと言ったかぁ?…」
「バカ…旬のバカ…」

「俺…何か悪いことしたのか?」
「違う…そうじゃない…」
涙を両手を拭うようにして桜は自分の顔を隠す。

「旬はズルいよ…誰にでも優しくて、そんな旬、好きになっちゃうよ…」
「桜…」
旬もどうすることも出来ない。
これは桜の演技なのか、それとも素の表情なのか…

「誰にでもなんてことはねーよ…、女の子と話すようになったのここ最近だし…」
言い訳がましいと思いながらも、それは本当だ。
舞と知り合う前の旬は、大袈裟ではなく、野郎としか話したことも無かったのだ。

「それじゃあ…」
「ああ、こんなことするのも舞以外には桜しかいねー」

ユリナさんと沙織さんの顔を思い浮かべなからも、旬は嘘をつく…

「旬…」
桜の瞳は止め処なく涙に濡れ、頬を伝っていく。
旬はそれを指でさっと拭うと、もう一度桜とキスを交わす。
桜も抵抗することなく受け入れ、さっきよりも長く、熱い口付けになった。

「んっ、んっ、ん…ん」
旬は桜の胸に手を伸ばし、服の上から揉み解した。

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