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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 542

「そうなんだ…で、妹役か何かなん?…」
「それが…恋人役なんだよね…」
「あっ;…そ、そうなんだ…」

兄貴と桜が恋人……役とはいえ、なんか面白くは無かった。

「それでさ…そのことで今日、滝谷くんに相談に来たんだよね…」

「俺に相談されたって、どうすることも出来ねえよ…」
「そうだよね…でもね…」
桜は少し頬を赤らめながら、それでも真剣な眼差しで旬に向き合う。

「滝谷くんは、舞とどんな風に過ごしているのかって…それが役に立つと思って…」
「そ、そうか?」
旬はいきなり、舞の名前が出てきたことに驚く。
しかし、自分と舞の関係は今…それでも桜に逆に相談すればなんとかなるとも思った。

「私ね…そういうこととは縁が無くて…勉強不足なんだよね…」
そんな…これ程の美少女が?…信じられないだろ…

「桜がそんなこと言っても誰も信じねーって…」
「本当だよ…そう言う滝谷くんこそ、舞が初めてだったんでしょ?…」

「うっ;…そ、それは;」

「滝谷くん…舞にしたみたいに、私にも教えてほしいな…」
桜が旬に向かって上目遣いで求める。
「い、いや、その…お前、そんな、初めてが俺なんかでいいのか?」
「滝谷くんじゃなかったら、こんなこと言わないよ…」
「あ、あのな…」

旬は正直に告げる。
「ついこないだ、舞に…多分、コレのせいで喧嘩になったというか…だな…」

「やだぁそうじゃなくて、あくまでも演技の勉強としてだよ…そうじゃなくちゃ、私だって舞に顔向け出来なくなっちゃうよ…」

そ、そうか…あくまでも演技の勉強としてなら…許されるのか…
「それじゃあ、教えるだけでいいんだな?…」

「もちろん…その代わり、滝谷くんも真面目に教えてよぉ…」

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