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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 523

ノブアキは少しずつ夏織の中へと自らを進めていく。 
「いいよ…もっと、もっと来て…」
そう促されるが、思う通りにはいかない。
自分が中へ進めば進むほど、夏織の中がギュッと自分自身を締め付けてくるのだ。

「すごい…ノブアキくん…」
ノブアキ自身を受け入れる夏織、うっすらと涙が見えた。

「ご、ごめん;…」
ノブアキは焦り、謝るざるおえないと思った…

「ううん…ノブアキくんが悪い訳では…」
夏織は勘違いされたことに慌てて否定するが、その声は涙に遮られる…

「下手過ぎて自分でも情けないよ;…もう少しはちゃんと出来ると思っていたんだけど…」
急激に萎えていくノブアキ自身が、夏織の膣から抜け出てしまう…

「ああ…」
ノブアキのモノが出た瞬間、夏織は口惜しそうに声を上げた。
「ごめん…」
「ううん、私のほうこそ…」
項垂れるノブアキに、夏織は身を起こし頬を優しく撫でる。

「ノブアキくんにとっては大きな一歩だったと思う…私だってもっと頑張るから、これから、一緒に…」
夏織はノブアキの身体にしなだれかかり、スッと抱きしめる。

「ありがとう…優しいんだな…」
ノブアキは俯いたまま、夏織の目を見ることが出来なかった…

「ううん…謝らなくちゃいけないのは…私の方だよ…」
抱きしめる手で、ノブアキの背中を優しく撫でる…

「せっかく夏織が頑張ってくれたのに…ごめん…」
敗北感にも似た恥じらいを、ノブアキは初めて体験していたと言ってもよかった…



……………
「へぇ、じゃあソコで終わり?」
夏織のノブアキとの初めての話を聞き終えた舞がそう尋ねる。
「うん、ここまで。私も最初からうまく行くなんて思ってなかったし…ノブアキくんがこれから…」
「夏織はそれでよかったんだ」
「私はもっと頑張らなくちゃって思ったよ」

そういう夏織の顔は清々しかった。
舞は小さく頷いたが、隣のアリシアは俯いていた。

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