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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 482

3回…
それはもうそれだけで舞とヤッた回数を上回っていた…
それに裸の女性とこんなに長い時間一緒にいたのも、俺にとっては初めてのことだ…

「沙里菜さん…俺も東京行きてーな…」
「あら、いつでも遊びにいらっしゃいよ…」
「そういうじゃなくてさ…沙里菜さんと東京で暮らしたくなっちゃったよ…」

沙里菜さんは表情変えず、俺を優しい目で見つめる。
「それは構わないけどね…旬くんが東京に住んだりしたら、舞ちゃんを寂しがらせたりしない?」
「…それは」
「旬くんが黒獅子を卒業して働き出す頃には私も大学を卒業してる。100%東京で就職するとは限らないし」
「そうっすよね…」

何もかも俺の思うようには行かないよな。
それに舞のことを考えないと…俺は沙里菜さんと付き合ってるわけじゃないし。

「旬くんを男として成長させられるのは、舞ちゃんだと思うよ」

そう言われてもピンとはこない…
お互い経験が少な過ぎて、こんなセックスはなかなか出来そうも無かった。

「舞っすか?…舞のことは大好きだけど、“女”としてそそられるものが少ないっていうか…」
正直に話す。
元々俺のズリネタは、沙里菜さんのような歳上の女性だからね…

「舞ちゃんはいい子だよ…旬くんのことを一番思ってくれてるのは、きっと舞ちゃんだよ」
「そ、そうっすかね…」
それは自分自身も薄々感じてはいたことだ。

舞に性的魅力をまったく感じない、なんてことはないけれどあいつには見た目じゃない、それ以外に大きな存在感がある。
傍にいてくれると嬉しい。安心感がある。

「男と女は、セックスだけで繋がってるんじゃないからね」
沙里菜さんは身体を起こし散らかした下着を付け直していた。

もう帰らなくちゃいけないのか…
窓の無い部屋は、いつまでも夜のような淫靡な空気を漂わせていた…
この空間の中では、下着を着けた沙里菜さんの姿すら不自然に見える…

「どうしたの?…旬くんも早く服着なきゃ…」
沙里菜さんにボクサーパンツを手渡され、旬は渋々それを受取った…

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