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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 465

沙里菜さんは言葉を理解したのかニコリと微笑む。

「ふふ、初めて付き合ったのも、初めて…したのも彼女ってことなのね?」
「は、はい…」
「旬くん、さっきちっちゃいって言ったよね。ということは、もしかして舞ちゃんかな?あの子は確かにいい子だね、真里菜も友達になれてよかったって言ってたし」

舞ってすごく評判いいんだな…俺全然知らなかったよ…

「はい;…この歳で初めてだったなんて、恥ずかしいんですけど…」
成り行きでこんな話しになってしまったことを後悔してしまう。

「あら、そんなこと無いと思うよ…私も初めては旬くんと同じ歳だったもの…」
「女の子はいいですよ…僕と彼女なんて初めて同士だったんですから、もうその時は大変で…」

「ふふ、私も初めての時、相手も初めてだったんだよ……実はさっきの英輔なんだけど…」

「うえ、マジですか…お二人、そんな仲だったの…」
「ふふ、びっくりした?」
「はい……」

「英輔は2つ年上なんだけど、当時の黒獅子のトップで、イケメンだって噂でね。誰がモノにするかって話になってね」

「うぇ?!英兄ぃもそんな歳まで童貞だったんすかぁぁ?…」
「ええ、女なんかにチャラチャラしない硬派で、妖しい噂が流れたりしたのよ…」
「妖しい噂って…?」
「そうそう…、旬くんのお兄さんと粋の間に流れたようなことが、英輔にもってことよね…」
「誰がそんな噂を…?」
「多分、家のお母さんみたいな、暇な主婦たちなんじゃないかしら…」

「なんというか、そういうのって代々起こるモンなんスね」
「定期的にそんな話しないと暇を持て余すみたいでね」

「でも、英兄は別の人と結婚しちゃったんですね」
「うん、だけど私は後悔してないから、大丈夫だよ」
沙里菜は気丈に微笑んだ。

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