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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 460

あの男もそんな風に食べるってことか?…
まあ体形は俺と似ているから、喰う量も大して変わらないってことか?…

「でもさ…彼氏さん家に留守番させて、それじゃ悪くないですか?…」
「それもそうね…彼も夕食まだだったら、呼んじゃおうかしら…」

あちゃ;…俺って余計なこと言っちゃったのかな;…

沙里菜が携帯を取り出して連絡しようとする。
その姿を旬は不安そうな表情をしながら見ていた。

「…つながらないなぁ」
「お母さんのお買い物を手伝ってたんでしょ、疲れてるんだろうから無理に呼ぶことないんじゃない?」
困り顏の沙里菜にユリナが言う。

「まあお母さんと一緒なら食事は済ませているはね…」
「そうよぉ。始めて来た日から粋くんはお母さんのお気に入りですもの…」

2人の会話を聞いて、旬は肩を竦めてしまう。
昼間ラブホから出てきたのは、間違いなく春日粋と4人姉妹の母親に間違いは無いのだ…

そう思うと沙里菜に対して申し訳ないような、複雑な感情が沸いてくる旬。
それはユリナに対しても同じ…

ユリナは亮の方に近づき、何か話しかけている。
きっと自分と同じなのかな…あの2人もこの後どこか寄るのかな、やっぱり2人ってそういう関係なのかな…
…なんて考えてしまう。

やがて皆が食事を終え、ユリナがまとめて会計を済ませる。

清美の女子たちはこれからカラオケに行くそうで、舞に旬も誘われたけどそれは勘弁してもらった。
何たって音楽に興味の無い旬が歌えるものといったら、子供の時に聞いた、アニソンぐらいだからね;

まあそれよりも、こんな大勢の女子たちから早く解放されたいのが本音だった。
ましては唯一の男である兄貴は、これからユリナさんとデートみたいだしね;…

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