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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 450

剛が興奮の兆しを見せていることは、伊織にも伝わってきた。
密着していた部分が硬く変化を見せてきたのだからそれも当然だ。

それでもそれを我慢する剛の気持ちが嬉しかった。
幾分か前屈みで歩く剛のソコを見て、伊織の心は柔らむ…

「剛…早く帰ろぉ…」
伊織は前に行き、剛の手を引っ張った。

「大丈夫か?無理するなよ…」
剛は伊織の手をつかんで、隣に並ぼうとする。
「大丈夫なのは剛のほうではなくって?」
「…あのなあ」
「助かりましたわ…でなければ、今日という日をずっと塞ぎこんだまま過ごさなければならなかったのだから…」
「桜咲の本多と聞いたら知らないやつはいないさ…あんなところに伊織がいったって聞いて俺もびっくりしたんだぞ」

「軽率でした…ついユリナや多岐亮に会いたくて…」
「うぇ?…ユリナがぁいたのかよぉ!!…」

「やだぁ剛…そんな大きな声出して…周りの人が見てるはよ;…」
「ぅ;…」
剛は顔を赤く染め、今だ主張を見せている股間を両手で覆い隠した。

「多岐亮とユリナといったら、今つきあってるって噂もある2人だし、周りじゃユリナのファンばかりでなぁ…」
「ふふふ、剛、ユリナとしたいって妄想してましたでしょう…」
「…面目ない」

そんな話をしているうちに剛の家に着いた。
「寄っていくだろ?」
「ええ…お邪魔しますわ…」

そう言って貰えて剛はホッとする…
このまま伊織に帰られでもしたら、何時ものように一人で鎮めなければならないと思っていた…

それでも傷心の伊織にそんなことをしてもいいのか?…
剛は悩んだ…
男だったら自分の欲望なんかに負けず、相手のことを一番に考えなければいけないよな…
そう思うと、元気過ぎるほどに聳え勃ったソコが、疎ましくも思えてくる…

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