風紀委員Girls! 45
「一緒に風呂に入った仲じゃ、今更恥ずかしがることも無かろう…」
「(それもそうね…桃子たちぃ!こんなに早くにノブアキの拝めるとは、思ってもいなかったんじゃない?)」
「(やっぱり…権造爺様、様、様よねぇ)」
「あ、でも…ノブアキ褌に穿き変えるんでしょ?…せっかくのあのパンツ…脱がしちゃっていいの?…」
舞が可憐に尋ねる。
「大丈夫のはずよ。効果はそんなに早く切れないはずだから」
「まあ、それならいいかな…」
「じゃあ、着替えるかな」
「これ、どうやって着るのよ?」
「はーい、唯、動かないでー」
アリシアが唯の着替えを手伝う。
「ほんとアンタって、外人にしておくのがもったいないよぉ」
「郷に入れば郷に従えですよ。」
「それって従い過ぎじゃない?……まあそう言っても、あれは無理でしょ?…」
唯の視線の先には、部屋の隅でノブアキが白布と格闘してた。
「…アレはダメだ…」
アリシアがそんなノブアキの姿を見て溜息をつく。
「うちらでもそうなんだから。普通の高校生はこういうの着る機会なんて無いさ」
明日香が浴衣姿でクルクル回りながら言う。
「…そういう割に出来てるのね、明日香」
「縁日の時に着せてもらった、見よう見真似だよ。まあ、そん時は下着つけてたけどね;」
「なんか穿いてないと、スースーして落ち着かないよぉぉ」
「昔の女の人が内股になるのも、分かる気がするよぉねぇ…」
「それこそ足広げて座ったら、丸見えになっちゃうよぉ」
「その点、男の人は褌があるだけいいんじゃない?」
皆はノブアキを見る…
浴衣を肩に通し背を向けている為、その身体は見ることは出来ないが、明らかにまだ…褌と格闘していた…