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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 419

その話しに、旬の顔がパッと明るくなる…

「だぁろぉ〜!…だからあの2人は元々そんな関係じゃなかっんだ!」
旬は強く言い放つ。

自分の兄がそんな噂を立てられて、旬はどんなにか辛い目にあってきたのか舞は想像がついた…
「ごめんなさい旬…私もあんな噂、鵜呑みに信じていた一人だよ…」

「いいんだ。そりゃあんな噂聞いちまったら、誰だって信じるに決まってるからな」
「ごめん…」
「舞は全然悪くないぞ」
旬は隣を歩く舞の頭に手を置き、軽く撫でる。

「…子供じゃないんだよ、私」
「なんかちょうどいいじゃないか、ついやりたくなるんだよ」

「またぁ子供扱いしてぇ〜!」
「そんなこと思ってはいねーさ…、子供とだったらあんなコト出来無いからな…」
旬のニヤケた表情を見て、あんなコトとは、Hのことを言っているんだと舞には直ぐに分かった。

「でもさ…旬が本当にやりたいのは、もっと大人の女性となんでしょ?…」
舞は頭の中で、由真センセを思い浮かべながら言った。

「な、何言ってるんだよ、お前…」
「だって、旬って、ホントは年上の人が好きなんじゃないの?」
「あ、あのなあ…馬鹿かお前は…?」

「…私には、由真センセやユリナさんみたいな風には、どうしたって絶対なれないんだよ」
「馬鹿野郎」
旬は舞の身体を思い切り抱きしめた。

「旬;…こんな所でそんなことしたら、誰かに見られるよぉ…」
「誰に見られてもいいって言ったのは舞、お前だぜ…」

逃げ腰の舞の身体を、強く抱きしめる旬…
突然にユリナの名前が出てきて、旬が焦ったのは確かだった;…

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