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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 415

「やだぁ私のことはいいよぉ〜、皆が聞きたいのは私のことより舞と滝谷旬のことじゃない?」

突然話しを振られて舞はギクリとする。
「わ、私ぃ?〜」

「そうだよぉ〜!ちゃんとデートしてあげないと、浮気されちゃうぞぉ〜」

伊織に不意に話を振られて戸惑う舞だったが、よくよく考えてみると旬とデートしたことはなかったのだ。

「そ、そんな、旬がまさか…」
「旬くんは年上の女の人が好みじゃなかったっけ?」
「年上でも年下でも、あれだけのイケメンだったら言い寄る女も少なくはないよね」
明日香と可憐の言葉に、舞はハッとする。

「こ、今度、考えてみる…」
舞は力なくそう言うだけだった。

確かに旬の好みは成熟した女性…
初めて会ったアダルトショップから出て来た時だって、持っていたのは由真センセみたいな女教師ものだったもんなぁ;…

舞の中で不安が渦巻く…
もしかして旬は、童貞を卒業したいが為だけに、私を利用したの?…

舞は動揺を隠せない。
考えれば考えるほどマイナスの方向に向かってしまう。

「どうしたの、舞…なんかあったの?」
「う、ううん…なんでもない…」
「大丈夫?急に顔色悪くなってるみたい…」
可憐が舞の背中をそっと撫でる。

「舞…旬くんとうまくいってないの?」
恐る恐る真里奈が尋ねる。

「ううん…そういう訳じゃないんだけど…」
会えば旬はいつだって優しい…愛しているとも言ってくれる…

「そう言いば滝谷旬はずっと硬派で通っていたじゃない、もしかして実は女に興味が無いとか?…」
「それは無いよ。多岐亮と春日愛さんのお兄さんの噂は聞いたことあるけど、旬は根っからの女好きだもん…」

春日愛のお兄さん…春日粋のことが話題に上り、真里奈はドキリとする。

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