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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 399

「ユリ姉は高級マンションに住んでいるんじゃない…私はそっちの方が羨ましいけどな…」
真里奈がため息混じりに言う…

「高級マンションって言ってもあそこは事務所のものだから、なんか人の家にお邪魔しているみたいで落ち着かないんだな…」
ユリナは、真里奈に続き、ため息を着いた…

3人がリビングでくつろいでいると、玄関の方でガチャガチャという音がする。

「あ、沙里姉が帰ってきたな…」
恵里奈がつぶやく。

「みんな揃うのって久しぶりねぇ」
ユリナは嬉しそうな顔を見せる。

靴を脱ぎ、廊下を歩く足音がリビングに近づく。
「…あ、えっ…ユリ姉、恵里奈も…」

「うぁ沙里奈!なんかイメージ変わったぁ〜!」
真面目にしか見えなかった沙里奈の外観の変わりように、ユリナ、恵里奈、真里奈は驚く。

「へぇへぇ、大学デビューって感じかしらね;…」
沙里奈は照れながら、細かくウェーブの掛かった髪をかきあげた…

これまでは勉強一辺倒でそれ以外のことには興味も示さなかった沙里奈。
しかし今の出で立ちはいかにも都会のオシャレな女子大生という感じである。

「さ、沙里姉、変わったね…」
「嫌だなぁ、恵里奈も真里奈も、そんな不思議そうな顔しないで…」
「だ、だって…」

「だってその短いスカートぉに胸元の開いた服ぅ〜、この辺りの男子が見たらイチコロだってぇ〜」
感心したように恵里菜が言う…

「さては沙里菜…男が出来たはね?…」
声を潜めて、ユリナが微笑んだ…

「やだぁユリ姉…、どうして分かったのぉ?…」

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