PiPi's World 投稿小説

風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 38
 40
の最後へ

風紀委員Girls! 40

「えーと…一緒に?」
舞が確認するように聞き返す。
「はい」
碧はニコニコしたままだ。

「…混浴ですか」
「はい!」
「えーと、碧ちゃんも一緒に?」
「はい〜、ノブアキくんとは勝手知ったる仲ですもの〜」

…碧の言葉に、ノブアキの顔が赤く染まる。
「(あんた、やっぱりそういう仲なのね…)」

「あ、いえ…誤解なさらないで下さい…碧ちゃんとは兄妹みたいなものなので…」

(兄妹がこの歳になって、一緒に風呂に入るか!)
誰もが思っただろうその言葉を、誰もが喉元で飲み込んだ…

「でもよかったぁ。別れなくていいなら、ノブアキさんともっとお話しが出来ますよねぇ」
ここで尻込みでもされたら、せっかくのチャンスを逃しかねないと、舞は言葉を繋ぐ。

「それにお爺さまもいらっしゃるなら、ご挨拶もできますもんね。」
舞の心中を察した唯が、男1人では無いことを強調するように続けた。

「(涼?)」
「(はいはい、何かな舞ちゃん)」
「(この前の超小型カメラ持ってきた?)」
「(もちろん!)」
涼が舞にサムアップする。

「(でも一度に全員とはいかないわね)」
「(私たちは外で待っていればいい?)」
今度は彩花が舞に尋ねる。

「(そうね。脱いだ服からも情報は得られる筈よ。)」
「(了解!情報収集完了次第、アンダーに媚薬液を塗りこんでおくはぁね)」
「(媚薬液をアンダーにぃ?)」
「(ええ美咲からの指示よ。その部分に塗っておけば、かなりの期待は得られるらしいの)」

美咲…遠隔操作ってやつね…
確かにお爺さまとやらがいるのなら、ノブアキを誘惑するのは控えたほうがいいのかもしれないものね…

舞、唯、夏織、涼、明日香、桃子はノブアキと碧とともに浴室へ。
彩花、可憐、アリシアの3人は外で情報収集などを行うため、二手に分かれる。

「今、天然温泉ってなかった?」
「はい、建設中に偶然掘り当てたそうです」
「すげえなおい」
…ますます清水家、ナニモノ感がすごい。

「あ、更衣室、男女に分かれてないんだ」
「混浴ですから♪」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す