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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 39

先ずはノブアキのバックショットを…
唯は透かさずシャッターを切り、それを美咲に送信する。

「ちょっと後ろ姿なんか送たって意味無いんじゃない?」
「それはそうだけど、あの引き締まったお尻見てよ〜滝谷旬以上にそそられない?」
「まあ、それは置いとくとしても、随分と鍛えていることは確かよね…」

滝谷に比べたら細身に映るノブアキの身体だが、彼も野球部のエースである。
「(桜咲の子達が追っかけするのもわかる気がするな…)」

お城の中は沢山の部屋。
「碧、いったい幾つ部屋があるの?」
「うーん、私もよくわかんないです〜」
アリシアの問いに碧はあっけらかんと答える。
「(住人のあんたが知らないって何なのよ…)」

「さっき地下に牢獄って聞いたような気したんだけど…?」
「はぁい〜この館は、先代のお爺様が、ヨ―ロッパから移設させてきたものなんですよ―」
「なるほど…だから地下牢ね……
      てか、ヨ―ロッパから移設って!アンタん家って、どんだけ凄いのよ?!」

「うふふふふふ」
…皆からのツッコミを笑顔で交わす碧。
「ヨーロッパのかの国で、老朽化して取り壊す予定だったお城を、ならば私が日本で残すとお爺様は仰り、それを夢見てきた…」
「お爺様、ロマンチストなのね」
「きっと、お爺様は遠い空の向こうで…」
「お爺様は今もバリバリ元気であります!」
「あたしの涙を返せ!」
感傷に浸ろうとした桃子だが、碧はあっさりと言う。
「(やっぱり碧は碧ね)」

「権造さんは、今日は御在宅で?」
ノブアキが碧に問いかける…

どうやら…桃子が言うロマンティストの碧の爺様は、"権造"と言うらしい…

「はぁい。この時間でしたら大浴場にいらっしゃる筈です…」
「それなら僕も挨拶兼ねて、ひとっ風呂浴びて来るかなぁ」

「(ぅゎ!ノブアキがお風呂ですってよ!)」
「(美咲の為にも撮影がんばらなくちゃねぇ!)」

「あのぉぉぉもしよろしかったら、皆様もご一緒に入られたらいかがでしょうか?」

碧ちゃん…ノブアキと一緒に入浴なんて、出来る訳ないでしょ!…;

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