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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 374

「俺も優馬も良くわかってなかった…ただ、当時の下の奴らは容疑を認めてたヤツだっていたはずなんだ」
「そうか…」
純は腕組みして考え込む。

「亮くんは、現場には足を運んだの?」
「事件の後でですけどね。だから、何も答えようがなかったんだけど…」
亮は俯いた。

「渕上さんがあの後から今までずっと…それで、ユリナさんにも迷惑をかけたくなくて…」

「ユリナさんと言えば…あなたたち今付き合っているんでしょ?…」
雑誌で見た、亮とユリナの姿を麻耶は思い出した。

「あの記事は番宣ですよ。映画で共演しているんでそれで…」
それを聞いて麻耶は、なんだかホッとしてしまう…

「それじゃ今滝谷は、付き合っている人はいないのか?…」
春日…ナイスな質問だよぉ★

「そ、そうなりますね…でもそれがいったい…」
「いや、こっちの話さ」
怪訝そうな亮を、純は軽くあしらう。

「でも、あの写真見たら、2人は付き合ってるって思っちゃうよ?」
「本当にそういうことはないんですよ…」
「ユリナさんの方はどう思ってるかわかんないよ?」

「それは無いと思いますよ。最近は年下の男が気になっているみたいっすからぁね。」
「亮くんはもう対象外ってこと?」
「厳しいなぁ〜;若いと思っていてももうオジさんってことですかね;‥」
「やだぁ…亮くんがオジさんだったら、私ぃはどうなっちゃうのぉよ?!」

会話が反れたお陰で空気が和んだ…
麻耶はアルコールを取りに席を立った。

始めは気が乗らなかったけど、麻耶にはもうそんな気分は一切なかった。
亮と純もいつの間にか昔からの友人のように楽しそうに会話しているのを聞いて、肩の荷が下りた気がした。

冷蔵庫から缶ビールを3つ取り出し、麻耶はリビングに戻る。

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