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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 325

「ええ、その瑞穂さんだと思う…」
静香が肩を落とす。
「でも、あの声、やられてるのは一人じゃないよ、たぶん」
「他にもいるってこと?」
「私はそう思う」
菫の問いに美菜子はキッパリ答える。

「とにかく、先を急ぎましょ…!?」
「どうしました、恵里菜さん」
「ねぇ、あれ…」

恵里菜が指差した先…一人の少女が、ぐったり仰向けに倒れていた…

「!…」
舞がいち早く少女の元に駆け寄る。

「しっかりして!」
抱き起こす舞の後ろから、恵里菜が自分の上着を脱ぎ、その少女の晒された肌に掛けた。

「気を失っているだけね…」
「やだ、出血してるじゃない…」

少女の内股に伝い…赤い鮮血が、流れ出ていた…

「酷い…こんな形で初めてを…」
「何度も、別の男に、続けざまにやられたんだね…」
少女の身体、周りに散らかったシャツや下着には夥しい量の精液がついていた。

「この娘が瑞穂ちゃん?」
「いえ、違うと思います…きっと、連れ込まれた子は複数いると…」

静香がそう言ったとき、少女が薄目を開いた。

「うぁああ!いやぁああ!!」
少女は意識が混乱しているとみえて、舞の腕を振りほどこうと暴れ出した。

「大丈夫!もう大丈夫だから!」
舞はその身体を離さぬよう、強く抱きしめる。

「酷い目にあったね…もっと早く来れないで…ごめんね…」

「うぅっ…あうぅぅ、うぅ…」
正気を取り戻した少女は、舞の胸の中で嗚咽を漏らす。

佳奈が傍に落ちていた定期入れを拾い上げる。
「桜咲付属中学3年、高堀希…この子も…」
「可愛い子をこんな目にあわせるなんて、許せないよ…」
美菜子が拳を強く握り締める。

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