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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 4

喫茶店の手前の通りを、黒獅子工業の生徒たちが歩いていく。
「なんか悪そうな連中ばっかりだけど、いい男が多いわねぇ」
「…体格よさそうな奴ばっかじゃん。舞なんか持ち上げられて宇宙の果てまで吹っ飛ばされそうね」
「夏織、それ舞に言うなよ」
「わかってるって」

唯と夏織がそんな話をしていると
「…あいつだ…!」
「滝谷旬のお出ましね」

「背は高いけど、写真で見るより細いのね…」
「あの身体で黒獅子のトップを取ったなんてぇ、信じられないぃ」
「美咲のデーターによれば、空手は黒帯だはね…」
「力はあるってことか…真っ向から戦っても適いそうもないかぁ…」
「女の武器を利用するしかないはよ…」
「でもガチガチの硬派なんてしょ?…」
「でも見てよあの膨らみ…随分溜まってそうじゃない?…舞が言っていた通り、突破口は必ずある筈よ…」

滝谷旬が店の前を通ったのを確認して、外へ出る唯と夏織。
「単独行動かしらね」
「もう家に帰るんじゃないの?」
「…黒獅子の連中がそう簡単にそんなことすると思う?」
「まあね」

「…しっかし、細身な割にオーラはすごいなぁ」
「後ろから見てるだけでも威圧感あるわぁ」

「そんなこと言って、唯ったら彼のお尻見てんでしょ〜?」
「当然じゃない、男ならではのあの引き締まった小さなお尻見てよ…早くナマで観賞したいはぁ〜」
「その為には、一刻も早く彼に近づく手段を見つけなくちゃ…」
「せめて好みの女のタイプでも分かればいいんだけど…」
「そうだ!美咲にレンタルビデオショプのリスト表を入手してもらっちゃお!…」
「レンタルビデオ?…何の役にたつのよ?」
「滝谷旬が借りるAVから、彼の好みの女を探るのよぉ!」

「…硬派な男がAVなんて見るの?」
「男は誰しも一度は通る道よ♪」
「でも、ホントにそんな…」

唯と夏織が旬の後をつけていると、旬はある店の前で立ち止まり、しばらく考えた後、中に入っていく。
「…おっと?」
「お買い物?って、おい、えっ」
…その店は、図らずも、アダルトビデオのショップだった。

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