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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 290

「居合わせたにしては状況は悪いんだな…」
美菜子が舞に申し訳なさそうに言った…

「状況が悪いってどういうことよ?!」
舞は美菜子に詰め寄るように言う。

「それがさ、現場近くに滝谷旬の下着が落ちていたらしいんだよね…」

「えっ…下着…?」
その言葉に舞は動揺を隠せなかった。

…旬の下着なら、昨日の夜…
いや、アレとは別のものが…いったい誰が?

「旬が、旬が…そんなことするなんて…」
舞はその場に崩れ、泣きじゃくる。
「いや、舞…私だって信じたいさ…」
美菜子が舞の肩に手を置いた。

「でも、その下着が滝谷旬のものだってどうして分かった訳?…」
美咲が不思議そうに言う…

「それは滝谷旬が自分のものだって認めたらしいさ…」
「それじゃあ動かぬ証拠ってことか…」
「本人はポケットから落ちたって言ってるそうだけど…滝谷旬、ズボンの下はノーパンだったらしいのよ…」

「そ、それは、いかにも、怪しすぎる…」
可憐の表情が引きつる。

「旬についてはひとまず…他に身柄を拘束された人はいるの?」
「黒獅子の下っ端が十数人ほど」
美咲の問いに答える美菜子。
「そのうちの何人かは『報復』だといっている」
「…この前のね、きっと」
アリシアが割って入る。

「もっと詳しい情報が欲しいはね…私は麻耶さんに聞いてみるから、美菜子たちは桃子の所へ行ってあげて。」
美咲の号令に皆が立ち上がる…

「あ、舞はいいのよ…」
「ううん…私だってじっとしている訳にはいかないは!どんな不利な状況であっても、旬は絶対にそんなことをする人じゃないもの!…」

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