風紀委員Girls! 280
…………;
「ユ、ユリナさん…ちょっと待って下さい…舞が戻ってきたら;…」
旬は口では抵抗しながらも、ユリナの触手を振り払うことは出来なかった…
「だから早くしないと…このままじゃ旬くんも辛いでしょ?…」
「ぁ…!」
旬はシンクに手を着き、奥歯を噛み締めた…
ユリナの手は旬の身体を這い回る。
頬から首筋、肩、胸…上半身を巡る。
「逞しいわね…」
「…」
ユリナの吐息が耳元に届き、旬はさらに身体がゾクゾクしている気がした…
胸板にユリナの胸が押し付けられる。
それだけで興奮する下半身。
ユリナの手がズボンのベルトに差し掛かる。
カチャカチャとした金属音が、狭い部屋に響き渡る…
チャックを下ろされると、ベルトの重みでストンとズボンは床に落ちてしまう…
旬は慌てて股間を両手で覆う…
「ふふ、かっこいいパンツだね…」
それは舞とを結び付けた…あの婆ちゃんに貰ったパンツだった…
別に自分ではかっこいいなんて思わない。
婆ちゃんにしても、たまたま手にとって買ったんだろうと思う。
「…そこの、隠してるところも見せて欲しいな」
ユリナは上目遣いで旬の顔を覗き込む。
「…あ、ええ…」
そんな可愛い顔されたら…
元々自分は年上好みなのは分かっていた…
でもそれは理想であって、現実に付き合えるのは舞のようなタメぐらいな女の子だと、自分を言い聞かせていた…
それはかわいいアイドルのファンでありながら、現実では普通の女の子と付き合っているダチと同じであって、旬にとっての年上の女性は、AVで観る虚像でしか無かったのだ…