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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 27

「それは"妙案"よね。青山ノブアキに近付くには"一挙両得"よぉ〜」
「アリシア…その蒼い目で言われると、ホント感心するはぁ〜」

「確かに可憐の言う通り、青山ノブアキをダシに使えば、ペイントが剥がれようが、爪が折れようが、桜咲の子たちなら本気になりそうね。」
「でしょ?…滝谷旬じゃなくて舞には申し訳ないけど、ここは貴女にも頑張ってもらわないとぉ〜」
「ちょ、ちょっと可憐;!滝谷旬ってぇぇ何言い出すのよぉ!」

可憐の発言を受け、その場にいた全員の視線が舞に集中する。

「ほほう、舞ちぃは滝谷旬が好みのタイプと…」
明日香は相変わらずお菓子を食べながらケラケラ見つめ、
「ふふん、対立を収めた後は旬君とムフフなわけですな〜」
桃子がニヤニヤしながら茶化し、
「舞は長身イケメンのワイルドな男がタイプ、と」
美咲は謎のメモを残している。

「やだぁやだぁ止めてよぉ!!いっくら滝谷旬がイケメンだからぁって、ちょっとばかり背が高いからってぇ、今時珍しいチャラチャラした男子じゃなくったぁって、貧しい環境の中で頑張っているからって、……それにそれに始めて見た男子のモノだったからってぇ…それでどうこう思う程のぉことはぜぇんぜぇんありませんってぇ!!」

「舞ぃ〜それだけ並べると"私の好みのタイプは滝谷旬です"って、言ってるようなもんだよぉ」
「"始めて見た男子のモノ"って…舞ぃ〜も普通の女の子なんだぁ〜ねぇ〜」

ニヤニヤ笑う可憐と美咲にそう突っ込まれ、舞は顔を真っ赤にして俯いてしまう。

「…さて、舞の好みがわかったところで計画を練っていきましょうか」
「何の脈絡もないけどね」
舞に代わって仕切るのは彩花。

「桜咲と対決を申し込むのはいいけど、競技はどれにしようかしら?」
「別に何でも来いだよー。うちらその辺は大丈夫じゃん」
「運動なら何でもOKだよぅ」
涼と夏織が言う。

「アリシア、さっき、サッカーボール持ってたけど、サッカーやるの?」
「フットサルならやったことある」
「フットサルって何だっけ?」
「5人制の、コートが狭くて時間の短いサッカー」

「むしろ、11人のフルのサッカーの方が、相手もより選手集めにくくなるんじゃない?」
 夏織が、さっきのボールをリフティングしながら言った。

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