風紀委員Girls! 255
「いえ…ノブアキさんは、あの中でも、動かなかったとではと、私は思うんです」
「でも、そうしなかったら碧さんは…」
「ある程度の覚悟は出来てましたよ」
碧は祐樹に向かって気丈に微笑む。
「ノブアキさんは、争いごとを好まないお方です。それは、佐伯くんだってよく知ってるのではないですか?」
「え、ええ…それはまあ…」
碧はカップをテーブルに置いて、立ち上がり祐樹のもとに近寄る。
「佐伯くん…いえ、祐樹くん…これからも、私の傍で、守っていてくれますか?」
「あっ;…も、もちろんだよ…それが僕の役目だから…」
祐樹は照れながら頭をかいた…
「そうじゃなくてですね…仕事抜きにしても、私を守って欲しいんです…」
碧は祐樹の肩にそっと手を置く…
「うぇ?!…ちょ、ちょっと…からかうのは止めて下さいって…」
「からかってなどいませんよ…私は本気です…」
碧は祐樹の身体を抱き締めながら、ベッドにゆっくりと押し倒した。
「碧さん…これは…ダメですよ、貴女にはノブアキさんというお方が…」
「今は、忘れてください。祐樹くんにこうしないと、私の気がすまないから…」
「…僕なんかで…本当にいいんですか?…」
「どうしてそんなこと言うんです?…私は祐樹くんとしたいんですよ…」
碧は祐樹の股間をまさぐるようにして触った…
「うぇ!ちょ、ちょっと待って下さいぃ…ぼ、僕は…」
「どうしたんです?…私じゃ嫌?…」
「そ、そうじゃなくて…僕…、まだ女の人…知らなくて;…」
「そうでしたかぁ」
碧は余裕の表情。
「確か、彼女さん、いらっしゃいましたよねぇ?」
「え、ええ…あ、あいつとは、そこまでは…」
祐樹の顔がますます赤みを増していく。
「大丈夫です…私にお任せください。祐樹くんは体の力を抜いて…」
そのまま碧の手は祐樹の股間の回りを弧を描くように撫で付ける。
「すっごく元気ですね…」