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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 250

「あぁ〜アリシアさん!来てくれたんですねぇ〜!」
アリシアの姿を見て女の子特有の高い声を上げる茉莉亜…
それは3人を歓迎していたかのようで、流石のアリシアも面食らってしまう…

「来てくれたって…たまたま通り掛かっただけよ…」
眉をしかめながら、そう答えるのがやっとだった…

「あ、あの、なんなんでしょう、彼女たちは…」
ノブアキが困った顔をしてアリシアに訴えかける。

「まあ、ウチの子たちが迷惑をかけて、申し訳ないわね」
「いえ…」

茉莉亜はアリシアにキャッキャしながら抱きつく。
愛はまだへたり込んだままだ。

そして、樹はアリシアたちにも冷たい視線を投げかけていた。

近所の人なのだろう…
犬を連れたおばさんが怪訝な顔で皆を見ていた…

それもそうだろう…
半裸の美少年を取り囲む女子高生6人…変に思わない訳が無い…

「ここじゃ目立ち過ぎるから、失礼するはね…」
アリシアはノブアキに有無を言わさず、皆を家の中に誘う…

「まあ、あまり広くありませんが…」
ノブアキはびりびりに破けたシャツを脱ぎ捨てた。

「そのカッコも何とかならないかと言いたいけど、まずそれよりも」
アリシアは場を取り仕切る。

「…この家は、アナタにとって、なんなのかしら?」
「それから聞きますか…」
アリシアの問いに、ノブアキは観念した様子。

「先ずはそこから聞かないと話しは始まらないは…皆、貴方が居なくなったって心配しているのよ…」
アリシアはノブアキを諭すように言った…

「心配掛けて申し訳無いとは思っている…
だけどもう…品行方正な自分を演じるのに…疲れてしまったんだ…」

ノブアキは裸の自らの身体を抱きしめながら、か細い声で呟いた…

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