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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 248

「なんか住宅街に来ちゃったけど、3人の誰かの家がこの辺りにあるの?…」
結花が訝し気にアリシアの顔を伺った…

「美咲の情報では、3人の家はこの辺りとは全く逆方向だけど…」
「それじゃあ誰かを訪ねて来たってことかしら…」

「えッ?!…」
樹が開いたドアの向こうにいた人影を見て、アリシアが驚愕の声を上げていた…

「な、なんで青山ノブアキがここに?…」

長身で端正な顔立ちの美少年、それは青山ノブアキに間違いなかった。

「…前に明日香と伊織が言ってたことか」
和葉が呟く。
「…にしても、あの3人とノブアキの接点って何?」
結花が和葉に尋ねる。
「春日愛のお兄さんは元青海でしょ、それで何かあるのはわかるんだけど…」

「青山ノブアキが今回の黒獅子の生徒が襲われた事件に何か関係があるのかしら?…」
結花はアリシアの顔を見ながら言う…

「でもノブアキと黒獅子の滝谷旬が仲良くなったことで、青海と黒獅子の対立は無くなったんじゃなかっの?」
和葉が結花とアリシアの間に割って入るかのように声を荒げた…
「それはそうだけど…」
「それとこれとは話が別だ、ってことなのかな…」
アリシアも結花も首を捻る。

玄関先で話は続く。
「いったい、何を話してるんだろう」
「ここからじゃわからないね」

…しかし、事態は急変する。
愛がノブアキの胸ぐらをつかみ出したのだ。
「ちょ、おい、それは不味いでしょ!」
和葉が声を上げる。

「し…!和葉……声がデカいよ…」
「ごめんごめんつい;…それにしてもあれって、仲間割れってこと?…」
今度は蚋が鳴くような小声で2人に囁く…

「そうでも無いんじゃない?…端っからあの3人と青山ノブアキは仲間なんかじゃ無かっのよ…」
「私もそう思う…じゃなきゃ、さっさと家に上げる筈だもの…」

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