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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 242

「でも…お医者さんが言っていたショック療法とかはいいのかなぁ?…」
このまま信吾に任せて、退出していいものかと舞は迷う…

「まあそうなったらそうなったで、別の人生が開けるってこともあるし…直は今まで充分に女の子と遊んできたんだから…それもいいんじゃない?…」

可憐;…貴女って幼なじみにしては冷たいのね;…

「そんな可愛い幼馴染みが男同士に目覚めたら可憐さん、どうしますか…?」
唯が意地悪そうに可憐の耳元で囁く。

「あ、あのなあ…」
さすがに可憐もそれは嫌なようで。

「とりあえずこのままここにいて、質問だけは信吾くんに任せようか…引っかかるところがたくさんあるし」
舞は悩んだ末、そう決めた。

舞の言葉に、どこか不満気に身を硬くする直矢…
やはり直矢にとっては信吾と2人になるほうが望ましかったんだろうと、舞は思った…

「水上くん…出来る限り私たちは影をひそめているから…何があったか信吾くんに話して欲しいんだな…」

「あ…あ、」
膝を抱える直矢が、振るえる声で返事した…

舞たちはできるだけ直矢のベッドから離れ、信吾だけが傍らにつく。

「ええと…直矢さんは、誰に襲われたか、はっきり覚えていますか?」
「あ、ああ…女だ…清美の制服だった…」

「(…なんですって!?)」
その言葉に、舞たちは衝撃を受ける。

驚愕の表情で互いの顔を見合わせる三人…
思い当たる節は全く無かった…

「(だ、誰よ…?こんなことが出来る子、清美にいる?…)」
「(いる訳ないよ…清美の生徒は皆、大人しい子ばっかりだもん…)」
「(それじゃどういうことよ?…直の見間違い?…)」

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