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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 233

お互いがお互いを求めて必死だった。
時間が過ぎていくのを忘れるくらい、涼も明日香も夢中になった。
そして、2人は同時にイった。

ベッドにだらしなく身体を預けながら、涼と明日香は視線を合わせる。
「明日香、大好き…」
「涼、私も…大好き」

「嬉しいよ…明日香とずっとこうしたかったんだ…」
「私もだよ…自分だけが変なんだと…ずっと思っていたんだ…」

「明日香は男の子に全然興味は無いの?…」
「う、うん…皆が旬やノブアキに騒いでいると…肩身狭かったんだ…」 

「そっか…」
「涼は…どうなの?」
「ちょっとは興味ある…けど、舞や美咲みたいにそこまでは…ね」
涼は明日香の手に、自分の手を合わせる。

「それより、明日香の気持ちに応えられて良かった。今は、明日香のことが一番好き」
「涼…ありがと」


その数日後…
皆の目を気にすることなくイチャつく明日香と涼の姿がそこにあった。

「…この短期間に何があった」
「…知らんよ」
舞と真里奈はそれを目の前にしてため息をつく。

「涼はともかくとしても、明日香が女の子に興味があったなんて知らなかったよ…」
「うん…私はてっきり明日香はノブアキ派なんだとばっかり…」

ノブアキの名前に反応したのか、明日香が振り返る…
「そういえばこないだ…ノブアキ見たんだ…」
「え、何処で?…」

舞と真里奈は一転、興味深げに明日香に尋ねる。

「帰り道にたまたま…うち、青海に近いから、門の前を通ったら、ノブアキが出てきて」
「よくわかったね」
「ノブアキ一人だったからね」
「珍しいね…取り巻きも追っかけもいなかったんだ」

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