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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 227

互いの舌が絡み合う。
涼の腕が明日香の背中に回り、きつく抱きしめようとする。

唇が離れる。
「明日香ぁ…」
「涼…涼…大好き…」
明日香も大粒の涙を流していた。
もう、お互いに自分の感情を隠すことはなかった。

涙でぐしょぐしょになりながら、再び唇を落とす…

明日香にとっては、これが初めてのキスだった…

興味本位の女の子同士でキスの練習…
女子高でありがちなそんな機会も、明日香に訪れることは無かったのだ…

身体を押さえ、のしかかるように涼と口付けを交わす。
はだけた服の奥から、下着の紐が見えた。

ゴクリ、と明日香は唾を飲み込む。
「涼…」
自らの手で服を脱がしにかかる。
「えっ、ああっ?」
「ダメ、だった?」
「明日香はせっかちさんだなぁ……でも、いいよ…」

許しを貰ったからといって、手は震えた…
初めてなんだから仕方ないけど、こんなことだったら受け身に回った方が楽だったかもしれないと、今更ながらに後悔もする…

「どうかした?…」
不思議そうな顔をする涼は、余裕に見えた…

「う、ううん、な、なんでも…」
平静を装おうとしても無理なのは明らかだった。

「明日香、手めっちゃ震えてるし」
「そ、そんな…そんなことない…」
それも嘘だ。
自分が緊張しているのは涼にバレバレなのだ。

「あ…」
逆に、涼が明日香の服のボタンを外していく。

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