風紀委員Girls! 225
…もう少し見ていたい。
しかし、涼が待っているかもしれない。
明日香はひとまず、今日の記録として家の場所と写真を残しておいた。
これは明日、舞や美咲に分析してもらおう。
『お泊りOKだよ!』
明日香は涼にそう返して、帰宅した。
夜、涼が明日香の家にやってきた。
明日香の中では、佳奈の言葉が回り続ける。
子宮がキュンと疼いたような気がして、慌ててソコを押さえた…
「どうかした?…顔、赤いよ」
涼が心配気に覗いてくる…
「えっ;…そう?…なんかこの部屋暑くない?…」
明日香は涼の視線から逃げるようにして立ち上がり、サッシ窓を開けた…
窓から冷たい風が吹きつける。
それでも、今の火照った身体にはちょうど良かった。
「今日の明日香、ちょっと変だよ?」
「そ、そんなことない…」
何かを知られている気がして、ドキドキして仕方ない。
…本当のことなんて。
「私、明日香のこと、好き…だよ」
「うぇ?!……;;な、何をいきなり…;」
外を見たまま、身体を返すことが出来なかった…
火照った身体が更に疼いた…
ジワッとパンティーが濡れ、その染みが徐々に広がっていくが分かる…
「何、硬くなってんのよ?…明日香は私のこと…嫌い?…」
「そ、そんなわけないじゃん…涼、好きだよ、大好きだよ…」
…遂に言ってしまった。
ここからはもう、後戻りできない…お互いに。
「嬉しい…本当に嬉しい。両思いだったのね、私たち…」
「!!」
涼が立ち上がり、明日香に抱きついた。