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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 202

「ああ…俺にとっては伊織がな…」
伊織の指をペロッと嘗める剛…

「ふふ、これからどうします?」
剛の嘗めた指を、自分の唇に撫でつけながら伊織は微笑む…

「家の離れでよければ…」
伊織の目を見ながら、剛は舌で自分の唇をぐるっと嘗めた…


会計を済ませ、2人並んでファミレスを出る。

―剛はもともと、桜咲の花澤彩菜と付き合っていた。
しかし、彩菜が静香いじめに関わっていたなど、ここ最近の一連の問題で関係は一気に冷え込んでいた。
その後、彩菜には別の男が出来たという噂が。

「俺はいいけど、伊織は大丈夫か?学校サボってしけ込んで怒られないか?」
「ふふ…これも『任務』のひとつですわ…」
伊織はニコッと微笑んで、剛の手を握った。

来慣れているとはいえ、中山家の広大な敷地に伊織は感心してしまう。
一代で財を成した剛の父親に、絶えず黒い噂が付き纏うのも分かる気がした…

「今度さ、親父に頼んで駅近にマンション買ってもらったんだ…取り寄せているベッドが入ったら、次からはそこでだな…」
離れに向かう街路樹の中、剛は伊織の腰に腕を回す…

「うぁ楽しみですは…そうなれば回りを気にすること無く、デキますね♪」 

伊織は剛に抱きつき、唇を求める。
「おい…ちょっと早いぞ?」
「うふふ、もう待ち切れませんわ…」
「まったく…」

そう言う剛だって嫌なはずがない。
伊織の艶めく長い黒髪を梳きながら、その思いに応えてやる。

「ぅ;…」
唇の間から潜った声を漏らし、剛は伊織の手から腰を引く…

「…逃げないで…」
唇を僅かに離し、吐息と共に伊藤は言った…

「で、でも誰か来たら…」
剛の声は上擦る…

「大丈夫…剛お坊ちゃんだったら、何でも許されるはよ…」
伊藤の巧みな手に解かれ、剛の制服のズボンは地面に落ちる…

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