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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 21

「はいはい今回は私たちの完敗だはよ。近づけたのはナンバー4の後輩クンですものぉ…」
テーブルに着く前から負けを認めた明日香は、小型カメラを樹里菜に手渡す。

「仕方ないはよ、青山ノブアキのガードは思った以上に強硬だもの。」
舞が明日香を慰める…

「うわぁ。凄い!!」
しんみりとした空気を樹里菜が掻き消した。

「ど、どうしたのよ樹里菜?」

「見てよこの後輩クンのぉ!滝谷旬の比じゃないはぁ!」

「…へ、マジで?」
撮影した涼がポカーンとした表情で樹里菜に尋ねる。

「樹里ちゃん見せて!」
「うん…すごいよ、彼。素質あるかも」
樹里菜がパソコンの画面から離れ、そこに食いつくのは唯、夏織、愛美、桃子。

「ほ、ほんとだ…」
「悔しいーっ!!負けたーぁっ!!」
「…へー、青海のナンバー4?こいつなかなかやるかもよ?」
「ナンバー4でこれか…青山はさらにすごいとか?」

「それがさぁ、青山ノブアキは着替えもシャワーも皆とは別で、男同士といえども彼のソコを佐伯くんは見てはいないのよぉ…」
「へぇ〜ベールの中に隠された"宝物"ってことねぇ?」
「なんか興味が湧いてきたぁ〜、隠されると隠されるほど期待しちゃうもん♪」

「樹里菜ちゃん、ユニホームの上からのモッコリ加減で大きさって分からないのぉ?」
「それは無理でぇすね…青山ノブアキの局部は、ユニホームの下にプロテクターを着けているようですから…」

「いろんな意味でガードが固いのねぇ」
「まさか本人もそこまで考えてないだろうに」

そんな話をして過ごしていると、もう夕方。
「今日はここまで。みんなお疲れ様」
舞が集まった風紀委員メンバーを労う。
「明日以降も調査を続けよう、それじゃ、解散!!」

帰路を歩く舞と美咲は思案に暮れていた。
「明日はどうする?…確かに皆頑張ってはくれたけど、このままでは埒が明かないはよ…」
「ええ、黒獅子トップの滝谷旬の趣向とサイズ…青海は、ナンバー4の佐伯裕樹の巨根が分かっただけでは、到底黒獅子と青海の衝突を避けるための材料には足らないはね…」

「それでも、滝谷旬に近付けたことはメリットじゃない?今後、由真センセの使いようによっては、トップの座から引きずり下ろすことだってできるはぁ」
「滝谷旬を貶めたところで一緒よ…。首が挿げ替えるだけで、何も変わらならない…、」
「それもそうかぁ〜黒獅子のトップ争いは壮絶だって言うもんね…」

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