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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 168

暗闇の中、手探りでまずは…あった。

パチン
部屋の照明のスイッチを押した。
「あ、天野さん!?」
ノブアキも、それに跪くメイドさんもビックリしている。

どうやら旬はここにはいないようだ。
「ノブアキくぅん、旬ってどこ行ったか知らなぁい?」
「え、えっ…ああ、由紀さんに、帰りの車まで連れてもらったんじゃないかな?」

本当だろうか?…
男同士口裏合わせて、旬は旬で別のメイドさんとどっかにしけ込んでんじゃないかしら?…

「困ったな…」
肩を落とし、涙目で舞は俯く…

「ど、どうしたの舞ちゃん…?」
ノブアキは驚いた表情を浮かべ、すぐさまにメイドさんから離れた…

「いや…もう遅いからさ…旬と一緒に帰ろうかなってさぁ…」
「じ、じゃあ、い、一緒に探そうかぁ?」
「ホント?」
…ふふ、うまくいったな

舞とノブアキのやり取りを、ポカンと見つめるメイドさん。
ごめんなさいね、アナタにノブアキは渡せません!

「え、ええと、滝谷様は、ここから出られまして…」
観念したのか、メイドさんは旬の向かった先を教えてくれた。

はだけた胸元を治し、ペコっと頭を下げたメイドさんは、逃げるようにして部屋から出て行った…
こんなこと碧が知れば、お仕置き間違いなしだもんね…
まあノブアキの童貞を奪おうとしたリスクは大きいのよ…

こそこそと床に落ちた褌を拾い上げるノブアキ…
暗闇の中、その純白だけがやけに目立って見える…

その布で股間を覆うもんだから、ノブアキの興奮の証しが…くっきりと浮かび上がってきた…

その姿に舞は思わずニヤついてしまう。
…さすがのノブアキもやっぱり男なんだなぁと。

「さて、旬のところに行かなくちゃね」

がばっ
「…!!?」
突然、背後から抱きしめられる舞。
「天野さん…僕、我慢できなくて…」
…えっ?ノブアキ?何言ってんの?

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