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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 163

「あれっ?旬も行くよ!」
座ったままの旬に促すように言う…

「(悪い舞…皆を連れて早く出て行ってくれないか…)」
「(さっきから、いったいどうしたっていうのよ?…)」
ずっと気になっていたことを確認すべく、舞は旬の元に近づく…。

「ばっ馬鹿…お前、こっちくんな…!」
「何よ、か弱い女の子に酷い言い草ね…」
「そういうことじゃなくてだな…」

ずかずかと旬の元に近づく舞。
「おっ…」
「何よ、何がどうしたのよ」

強気に近づいた舞が、瞬間湯沸かし器のように真っ赤な顔になるには、そう時間がかからなかった…

「だ、だから来んなって言っただろうが!…」
これは完全に逆ギレである…

「滝谷くんだって好き好んでこうなった訳じゃないよ…僕たち男って、自分の意思ではどうしてもコントロール出来ない時ってあるんだよ…」
余りの状況に、ノブアキがフォローする…

「ご、ごめんなさいぃぃ…」
舞は慌てて走り去り、彩未の陰に隠れた。

「まったく、見せ物じゃねーんだぞ…」
「僕らも着替えに行こうか」
イラついた旬をノブアキが宥め、部屋を後にしようとする。

「…お兄様も一緒ですわ」
後姿を見て、静香がボソッと言った…

ビクッとノブアキの背中が痙攣し、扉の前で歩みを止めた。
褌しか着けていない為、その後ろ姿は素っ裸のようにも見える…

何?…ノブアキも一緒ってどういうこと?…

「なんじゃなんじゃ、二人とも恥ずかしがらんで、こっちへ来んしゃい…」
権造爺様の言葉が合図かのように、由紀さんがカチャと扉を施錠する。

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